福島県立医科大学管弦楽団
福島県立医科大学は1947年に創立されました。
その22年後である1969年6月21日、安藤明利氏の指揮の下、第1回定期演奏会を開催した記録が残っています。室内楽が中心だった弊団も長い歴史を積み重ね、42回目を数える2022年度定期演奏会では、100名を超える団員とエキストラの方々で交響曲を完成させるまでになりました。2011年度の第34回定期演奏会からは河上隆介氏を客演指揮者として迎え、音楽と共に成長を続けています。
2011年3月11日。東日本大震災で大きな被害を受けた福島県。そんな過酷な状況の下でも音楽の持つ力を信じた、団長 秋山優人さんを筆頭とした先輩方は逆境をものともせず、翌年2012年1月21日、第34回定期演奏会を成功させました。その音楽がどれほど多くの人を勇気づけたか、想像に難くありません。
そんな福島県立医科大学管弦楽団も2020年、COVID-19を前になす術もなく、二度にわたる定期演奏会の中止と2年半に及ぶ活動停止を余儀なくされました。多くの団体が歴史と伝統を失い途方に暮れる中、団長 米田美咲さんの強い意志とリーダーシップ、そして手を差し伸べたOB・OGのご協力により、2023年3月21日、3年ぶりとなる第42回定期演奏会を復活、成功させました。
何度も壁にぶつかり、乗り越え、その度に音楽を奏でる喜びを経験してきた福島県立医科大学管弦楽団。そんな先輩方の背中を追う私たちは、今日もひたむきに音楽と向き合い続けています。

団長 大里 芹菜
Haupt : Serina Osato
福島県立医科大学医学部所属。担当楽器はオーボエ。
2024年度 福島県立医科大学管弦楽団の団長に就任し、全体統括を担う。
副団長 石川 喜寛
Neven : Yoshihiro Ishikawa
福島県立医科大学医学部所属。担当楽器はコントラバス。
2024年度 福島県立医科大学管弦楽団の副団長に就任し、全体統括をサポート。

コンサートミストレス 藤井 帆菜
Concert mistress : Hanna Fujii
福島県立医科大学医学部所属。担当楽器はヴァイオリン。
2024年度 福島県立医科大学管弦楽団のコンサートミストレスに就任し、演奏をリード。
